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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-13 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,462 (+47) ナスダック 2,242 (+6) 為替 84円20銭/ドル CME 9,250 (大証比+70) 原油(WTI) 76.45 (+2.20) 『先週末の米国株式は小幅に3日続伸。8月10日以来1ヶ月ぶり高値。』 米卸売在庫が増加したことなど、このところの経済指標の改善を背景に、景気回復への懸念が後退したことや、中国の貿易収支で輸入が拡大していたことも安心感を誘い、終日堅調に推移した。 国際エネルギー機関(IEA)が、今年の世界の原油需要見通しを上方修正し、原油をはじめ商品市況が高くなったことも相場を後押しした。 大型優良株は総じて高く、石油エネルギーセクターや産金株のほかヘルスケアなどが相場を牽引した一方、公益株や半導体の一角が軟調だった。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,250円で、先週末の大証より70円高く、ADR(米国上場の日本株)も概ね堅調に推移している。 為替は、1ドル=84円台前半、1ユーロ=106円台後半と、円高はひとまず一服している。 週明けの東京は、戻りを試す相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1270万株、買いが1700万株で、430万株の買い越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいずれも小高く、加えて円高一服を背景に、寄り付きは先物や主力株を中心に買い優勢のスタートが想定される。 輸出関連や市況関連などに買い戻しや見直し買いが見込まれる。 ただ、民主党代表選の結果を明日に控え、管氏と小沢氏の円高に対する取り組みや経済・財政に関する考え方の相違点が浮き彫りになっていることから、今日積極的に上値を買うことはしづらい。 また、前倒しで発表した中国8月消費者物価指数は(+3.5%)、政府抑制目標(+3%)を上回り金融引き締め懸念が高まったことから、上海市場の動向にも注意が必要となりそう。 今週も先週に引き続き、為替動向を横睨みの神経質な展開が考えられる。 指数の日足は、両指数ともに下降トレンドの中、先読みはピンクで「目先戻り」を示しており、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントは改善傾向にあることから、ここは「売り玉は一旦手仕舞い」「買いは打診買い」の場面と判断する。
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