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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-31 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,009 (−141) ナスダック 2,119 (−34) 為替 84円55銭/ドル CME 8,985 (大証比−145) 原油(WTI) 74.70 (−0.47) 『週明けの米国市場はNTYダウ・ナスダックそろって大幅反落。』 先週末は、GDP改定値の発表をきっかけに(=速報値から下方修正)、目先悪材料出尽くしで買い戻されたものの、景気の先行きへの懸念は依然根強く、一転売り優勢の流れとなった。 大型優良株をはじめ全面安商状で石油、銀行、保険、輸送、通信、バイオ、コンピュータ・半導体関連の下げが目立つ。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は8,985円と昨日の大証より145円安く、ADR(米国上場の日本株)もほぼ全面安となっている。 為替は1ドル=84円台半ば、1ユーロ=107円台半ばへといずれも円高に振れており、昨日の政策発動の効果は早くも薄らいでいる。 東京は反落の流れから9,000円割れが予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1160万株、買いが1040万株で、120万株の小幅売り越しに転じている。) 米株反落、CME・ADR安、円高と、今朝の相場環境は悪いことから、朝方は先物を中心に売り優勢・反落で始まると思われる。 個別では輸出関連や市況関連、金融セクターを中心に手仕舞い優勢となり、再び9,000円の大台を意識した軟調な展開が続くと見られる。 遅きに失した政府・日銀からの政策の効果は限定的で、ここまでの嫌な流れを断ち切れない可能性も高い。 また、民主党代表選に伴う混乱や先行不透明などから実需筋の買いは依然見込めず、物色の矛先は低位材料株や猛暑関連の一角などに限られると想定される。 日経・TOPIX指数の日足は「下げ一服・目先戻り」の形で、右欄の6色分布図も多少持ち直しているものの、昨日後場からの内外の動向は悪く、ここは様子見の一日と判断される
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