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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-20 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,271 (−144) ナスダック 2,178 (−36) 為替 85円35銭/ドル CME 9,215 (大証比−145) 原油(WTI) 74.43 (−0.99) 『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって大幅反落。経済指標の悪化が相場を冷やす。』 この日に発表された米雇用情勢を示す指標(週間新規失業保険申請件数)をはじめ、失望の経済統計が相次いだことから、きのうとは一転、売り先行の流れになった。 大型優良株をはじめ、ほぼ全面安の展開で石油や金融セクター保険、輸送、通信、バイオ、コンピュータ・半導体関連の下げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,215円と昨日の大証より145円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安商状。 為替は、1ドル=85円台前半、1ユーロ=109円台半ばへと、いずれも円高に振れている。 週末の東京は反落が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1770万株、買いが1270万株で、500万株の売り越し。) 米株反落、CME・ADR安、円高、商品安と今朝は悪条件がそろったことから、昨日の戻りの地合いは水を差され、朝方は売り優勢で始まると思われる。 また、週末の接近に加え、不透明な為替動向(円高懸念)、来週の菅首相と日銀総裁の会談を控え、売り方・買い方ともに動きづらく、終日、低位で揉み合う展開が続くと想定される。 個別では輸出関連(値がさ株、自動車他)などに一転売りが嵩んで、指数の重石になると見られる。 物色の矛先は昨日安かった内需系ディフェンシブ(電力ガス等)に限られるか。 指数の日足は、日経平均・TOPIXそろって3日足ピンク・先読みピンクと目先上向き加減で、右欄の6色分布図も回復の兆しが見られるものの、ここは週末でもあり、様子見・見極めの一日と考えられる
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