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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-19 増田足 概要夕刊】 『2日続伸。寄り付き安値で大引けは最高値(陽の丸坊主)。』 日経平均は122円高の9,362円で引けた。 全般に手掛かり材料に乏しい中、おとなしく寄り付いた後、円高一服の効果もあって、ジリジリと下値を切り上げていった。 9,300円どころで上値の重たさを感じさせる場面もあったが、菅首相と白川日銀総裁の会談を控え、政府・日銀による経済対策や追加金融緩和への期待から、前引けにかけてはさらに上げ幅を広げた。 金融関連や輸出関連さらには市況関連株など主力どころに買いが継続し、予想を上回る戻りを試す強い展開となった。 昼間のバスケット取引は買い決め優勢と伝わり(約455億円)、アジア株式も総じて堅調推移していたことから、後場寄りも買い優勢で始まった。 14時から日銀が緊急会合を開催するとの噂も広がり(実際には開催されず)、戻り売りや目先筋の利益確定の売りをこなしつつ、上値を追う流れが続いた。 個別では、マンション販売の好調を材料に不動産の上げが目立ったほか、証券・その他金融・保険(金融関連)や、電機・精密・自動車(輸出関連)、また非鉄・鉱業・鉄鋼(市況関連)など幅広い業種が買われ、値上がりは1065銘柄を数えた。 一方、内需の電気ガス・パルプ紙・医薬品の一角が小安く、値下がりは430銘柄だった。 引けにかけても、売り方の買戻しを巻き込みつつ、本日の高値で大引けを迎えた。 出来高は16億5000万株、売買代金は1兆1000億円と、相変わらず薄商いは続いている。 指数の日足は、日経・TOPIXともに、下げトレンドの中、3日足や明日の先読みはピンクで、「目先戻り」を示しており、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントは改善基調が表れてきている。 ただ、あくまでも戻り局面(リバウンド)であり、少なくともトレンドが上昇転換するまでは、慎重スタンスは崩せない
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