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増田足 チャート分析ソフト【 2010-7-29 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,497 (−39) ナスダック 2,264 (−23) 為替 87円50銭/ドル CME 9,680 (大証比−50) 原油(WTI) 76.99 (−0.51) 『米国株式は小幅下落。経済指標の内容を嫌気。』 6月耐久財受注が予想に反して悪かったことや、FRBがベージュブック(地区連銀経済報告)で、景気の回復鈍化を改めて指摘したことを嫌気して、利益確定の売りが優勢となった。 ここNYダウは4日続伸して400ドルを超える上昇をしていた反動もあり、下値は限定的だった。 大型優良株は全般小安く、金融、半導体・コンピュータが利食い売りに押された一方、運輸や産金株は確りだった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,680円で、きのうの大証より50円安く、ADR(米国上場の日本株)も安いものが多い。 為替は、1ドル=87円台半ば、1ユーロ=113円台半ばで、円安は一服となっている。 東京は、戻り一服で揉み合いの相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1190万株、買いが2060万株で、870万株の買い越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいずれも軟調で、為替もやや円高方向に動いていることから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り優勢のスタートが想定される。 昨日相場を牽引した輸出関連や金融関連に目先、利益確定の売りや戻り待ちの売りが集まると思われる。 ただ売り一巡後は、本格化している国内主要企業の4-6月期決算発表が、総じて予想通りの良い内容であることから、安値をさらに売り込む流れにはならないと考えられる。 物色の対象は、好決算発表銘柄や、猛暑関連を含む内需関連の一角、さらに幕間つなぎ的に低位小型の材料株あたりが注目される。 指数の日足は、日経・TOPIXそろって3日足や先読みはピンクと目先は「戻り」を示している。 また、右欄6色分布図でも市場のセンチメントの回復傾向は顕著であるため、下値は限定的と考えられるが、週末・月末を控え、ひとまずは様子見の場面と考える。
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