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増田足 チャート分析ソフト【 2010-7-29 増田足 概要夕刊】 『反落。戻り一服も、外部環境の悪化懸念を国内要因(好決算)が支えた。』 日経平均は57円安の9,696円で引けた。 米国株が景況感の悪化を嫌気して反落していたことや、昨日250円超の大幅高の反動もあって、寄り付きは売り優勢のスタートとなった。 円安一服も市場心理を後退させ、きのう相場を牽引した輸出関連を中心に、幅広い銘柄に利益確定の売りが出た。 売り一巡後は、前日に好決算発表をした銘柄が相場を支え、下値の堅さを感じさせた。 前引け後には、景気敏感の海運大手が業績予想の上方修正を相次ぎ発表し、景気先行き懸念が後退。 後場寄りはさらに下げ幅縮小のスタートとなり、前日終値まであと一歩に迫る場面もあった。 ただ、そこから上値を買い進むまでの新たな買い手がかり材料には乏しく、その後は再び下げ幅をやや広げる展開となった。 その他製品、水産、倉庫など内需関連が相対的に安く、また昨日は高かった証券・銀行・保険(金融関連)や、電機・精密(輸出関連)なども利食いに押され、値下がりは1232銘柄に広がった。 一方、パナソニックがTOB(株式公開買い付け)で子会社化すると報じられた三洋電やパナ電工が大幅高で目立ったほか、海運など決算好業績銘柄が個別に買われ、値上がりは324銘柄だった。 引けにかけては、目先筋の買戻しも入って戻りを試し、9,700円に迫って取引を終えた。 出来高は18億9000万株、売買代金は1兆2000億円と、昨日に比べ若干細った。 指数の日足は日経・TOPIXともに、相変わらず下降トレンドの中、3日足や先読みはピンクで目先「戻り」のエネルギーは続いている。 また、右欄6色分布図や増田レシオを見ると、市場のセンチメントの改善は顕著であり、昨日の日経に続いて本日TOPIXも上昇波動の銘柄数が過半数を超えてきた
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