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増田足 チャート分析ソフト【 2010-7-09 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,138 (+120) ナスダック 2,175 (+16) 為替 88円40銭/ドル CME 9,610 (大証比+70) 原油(WTI) 75.44 (+1.37) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに3日続伸して引けた。』 このところ失望の米経済指標が続く中、6月の既存店小売り売上高が市場予想を上回ったことや、週間毎の新規失業保険申請件数が減ったこと、更にはこの日のアジア・欧州株高を追い風に買いが先行した。 大型優良株は総じて小確りで、石油やバイオ、保険、通信、輸送が高く、一方、産金株や半導体の一角が安い。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,610円と昨日の大証より70円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちで終わっている。 為替は1ドル=88円台半ば、1ユーロ=112円台前半へと、そろって円安に振れている。 週末の東京は小確り(=続伸)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1040万株、買いが1280万株で、240万株の小幅買い越しとなっている。) 米株続伸・CME高・円安を受けて、朝方は先物を中心に小高く始まると思われる。 特に、このところの円安(対ドル・対ユーロとも)は好材料で、キャノンの業績急回復観測(日経新聞)を手掛かりに、精密・電機の動きが注目される。 また、週末の接近・与党の苦戦報道・国際帝石の大型公募増資・ユニクロの業績苦戦といったマイナス要因はあるものの、ここ連日の戻りの勢いを受けて売り方の買い戻しが続くと見られる。 指数の日足は、日経平均・TOPIXともに下降トレンドでの戻りを維持し(3日足・先読みピンク)、右欄の6色分布図も連日改善を示している。
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