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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-23 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 293 (−148) ナスダック 2, 261 (−27) 為替 91円45銭/ドル CME 9,940 (大証比−170) 原油(WTI) 77.21 (−0.61) 『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって大幅続落。経済指標の悪化を嫌気。』 この日に発表された米中古住宅販売件数(5月)が、予想に反して前月比マイナスとなったことを嫌気して、売り優勢の展開となった。 また、今回のBP原油流出事故をきっかけとした今後の油田掘削事業への対応について、米政府と米司法当局の認識の違いも問題視されており、資源株の下落につながった。 この日はほぼ全面安で、資源・エネルギー株をはじめ、半導体、輸送、バイオ、銀行、通信の下げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,940と昨日の大証より170円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安となっている。 為替は、1ドル=91円台半ば、1ユーロ=111円台前半での値動きで、多少ユーロ安円高に振れている。 東京は続落の動き(=1万円割れ)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2660万株、買いが1880万株で、780万株の売り越しとなっている。) 米国株やCME・ADRの下落、円高ユーロ安と今朝の相場環境は良くないことから、朝方は先物を中心に売りが先行し、1万円の大台を割り込んでのスタートが想定される。 欧州不安の再燃(ユーロ安)から輸出関連(精密・機械等)に引き続き手仕舞いが予想され、市況関連やハイテクの一角(値がさ株)も連日安いと思われる。 また、ここ外部環境の不透明から主力株は手掛けづらく、買いの対象は一部の低位材料株(好取組み銘柄)が中心と見られる。 指数の日足は、下降トレンドでの戻りの中で3日影足は「はらみ」となり、目先、戻りの勢いは鈍っている。
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