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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-14 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 211 (+38) ナスダック 2, 243 (+24) 為替 91円70銭/ドル CME 9, 795 (大証比+85) 原油(WTI) 74.25 (-1.23) 『先週末の米国株式は続伸。引けにかけ買い優勢に転じる。』 序盤は5月の米小売売上高が予想に反して悪く、利益確定の売り優勢となったが、その後、6月の消費者態度指数(ミシガン大学調べ)が予想以上に良かったことや、欧州の財政不安に関連した悪材料が出なかったためプラスに転じた。 大型優良株は全般小高く、コンピュータ・通信・運輸が確りだった一方、公益株や小売りの一角がやや軟調だった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,795円で、先週末の大証より85円高く、ADR(米国上場の日本株)も小高いものが多かった。 為替は、1ドル=91円台後半、1ユーロ=110円台後半で、多少円安気味に動いている。 週明けの東京は、戻りを試す展開(=続伸)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1150万株、買いが1300万株で、150万株の小幅買い越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいずれも小高く、欧州問題もひとまずは沈静化しており、今朝の相場環境は総じて良いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に買い優勢のスタートが予想される。 特に、電機・自動車・精密など輸出関連や鉄鋼・非鉄・海運(市況関連)などに見直し買いが見込まれる。 また、今週は次世代自動車産業展、スマートグリッド展の開催、「アイフォーン4」の予約開始などが予定されており、関連銘柄も注目される。 一方、18日に改正貸金業法が完全施行となり、その他金融や、個人消費落ち込み懸念から小売りの一角は厳しいか。 また、ひとまず欧州問題は落ち着いて入るものの、火種は燻っており、為替(特にユーロ)の動きには注意が必要と思われる。 指数の日足は、トレンドは日経・TOPIXともにブルー(下降)の中、3日足や先読みがピンクで目先戻りを示している
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