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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-2 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 024 (−112) ナスダック 2, 222 (−35) 為替 91円05銭/ドル CME 9, 615 (大証比−125) 原油(WTI) 72.58 (−1.39) 『三連休明けの米国市場はNYダウ、ナスダックともに続落して引けた。』 この日の中国経済指標の不調や世界景気スローダウンへの警戒感、さらに緊張の高まるイスラエル情勢を嫌気して、売りが先行した。 一部の米経済指標の好調から一時プラスで推移したものの、買いは続かなかった。 大型優良株は総じて安く、石油株を筆頭に銀行、輸送、保険、バイオ、半導体関連の下げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,615円ときのうの大証より125円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安商状。 為替は、1ドル=90円台後半、1ユーロ=111円台前半へと円高気味に振れている。 東京は続落が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2950万株、買いが950万株で、2000万株の大幅売り越しになっている。) 米国安、CME・ADR安、円高、商品安と、今朝は悪条件が揃ったことから、朝方は先物を中心に売り先行が想定される。 折からの欧州問題(ユーロ安リスク)や、中東紛争といった海外情勢不安に加え、国内政局問題など、相場環境も芳しくない。 個別では、市況関連(鉱業・石油・商社・海運)や輸出関連(値がさハイテク株)の下げが見込まれ、指数の動きは終日良くないと想定される。 物色の対象はきのうに続いて仕手系材料株や一部のテーマ性に限られると見られる。
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