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増田足 チャート分析ソフト【 2010-12-02 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,255 (+249) ナスダック 2,549 (+51) 為替 84円20銭/ドル CME 10,175 (大証比+175) 原油(WTI) 86.75 (+2.64) 『米国株式は大幅反発。世界景気の回復期待が支援材料に。』 中国のほかユーロ圏のPMI(購買担当者景気指数)が改善したことに加え、週末の米雇用統計の前哨戦とも言える民間統計(ADP雇用調査)の内容が予想以上に良く、世界景気に対する回復期待が広がり終日買い優勢の展開となった。 さらに、ゴールドマン・サックスが来年の米成長率見通しを引き上げたことも相場を押し上げる要因になった。 大型優良株は全面高で、石油資源株や金融セクターのほか、半導体など軒並み高となっている。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)も10,175円で、きのうの大証より175円高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高。 為替は、1ドル=84円台前半、1ユーロ=110円台半ばで、円安方向に動いている。 東京は、戻りを試す相場展開(=続伸)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2400万株、買いが3160万株で、760万株の買い越しとなっている。) 米国株やCME・ADRは揃って高く、為替も円安と、今朝の相場環境はいづれも良いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に買い先行のスタートが想定される。 輸出関連、特に欧州売上比率の高い銘柄に買いが先行し、また金融関連や資源関連なども買戻しが入りやすい地合いにある。 さらに、出遅れ感のある内需関連にも押し目買いが見込まれ、幅広い業種・銘柄に買いが向かうと思われる。 気掛かりは、米韓が月内に再合同軍事演習の方針と報じられており、地政学リスクが懸念される。 指数の日足は、上昇トレンドの中、3日足や先読みはブルーで、目先上値の重たい形になっているが、右欄6色分布図や増田レシオでは、市場のセンチメントに目立った崩れは見られず、引き続き波動のよい銘柄への押し目買いに徹する場面と判断する。
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