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増田足 チャート分析ソフト【 2010-12-02 増田足 概要夕刊】 『大幅続伸。6月21日以来、およそ5ヶ月半ぶりの高値水準。』 日経平均は180円高の10,168円で引けた。 世界景気の改善期待を背景とした欧米株高や、円安(1ドル=84円台前半)を好感して、寄り付きから買い先行で、窓開け急伸のスタートとなった。 ファナック・コマツ・ブリヂストンなど主力の一角が年初来高値を更新したほか、全体の9割近くが値上がりするなど全面高の様相で、上げ幅も200円に迫った。 その後も、売り方の買戻しが利食いの売り物を吸収する形で、高値圏での推移となった。 昼間のバスケット取引は売り決めやや優勢(200億円成立)と伝わったものの、アジア株が総じて堅調に推移していたことから、後場寄り以降も高値圏を維持した。 その後は、今晩のECB(欧州中央銀行)理事会の内容を見極めたいとの思惑もあって、10,170円を挟んで膠着感を強めた。 円安で機械・電機・精密・半導体など輸出関連が相場を牽引したほか、証券・その他金融など金融関連の一角や、ガラス・非鉄・不動産などをはじめ、31業種がプラス、値上がり銘柄数も1294を数えた。 一方、電力ガス・空運の2業種がやや弱かったが、値下がりは僅かに243銘柄に留まった。 引けにかけても高値圏での一進一退が続き、11月22日の直近高値を上抜けして大引けを迎えた。 出来高は18億5000万株、売買代金は1兆3000億円と、きのうに比べ幾分膨らんだ。 指数の日足は、先読みに反して3日足がピンクに変り、オールピンク・明日の先読みもピンクと、上昇のエネルギーが再び戻ってきている。 右欄6色分布図を見ても、一昨日の下げの影響もあって上昇波動銘柄は若干減っているものの、「上昇のBパターン」が順調に育ってきており、明日以降、上昇波動の割合も再び増加に転じるか
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