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増田足 チャート分析ソフト【 2010-11-17 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,023 (−178) ナスダック 2,469 (−44) 為替 83円30銭/ドル CME 9,690 (大証比−90) 原油(WTI) 82.34 (−2.52) 『米株市場はNYダウ、ナスダックともに大幅下落。波動は上昇の崩れ(C)へ悪化。』 最近の米長期金利の上昇に加え、中国における金融引き締め観測や欧州財政問題のくすぶり(アイルランド・ポルトガル)を受けて、利食い優勢の流れとなった。 また、この日の商品相場の下落に伴う資源・エネルギー株の下げも、相場の重石になった。 大型優良株をはじめ、ほぼ全面安商状で、石油・産金株、通信、銀行、コンピュータ・半導体関連、保険など広く下げている。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,690円と昨日の大証より90円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安となっている。 為替は、1ドル=83円台前半(円安気味)、1ユーロ=112円台半ば(円高気味)で推移している。 東京は続落が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1180万株、買いが1390万株で、210万株の小幅買い越しに転じている。) 米株市場が大きく下げ、CME・ADR安、加えて商品安と、今朝の相場環境は悪いことから、朝方は幅広く売りが先行すると見られる。 特に、非鉄相場の急落を受けて(銅、アルミ、ニッケル等)、市況関連(鉄鋼・非鉄・商社)に手仕舞いが嵩み、指数の足を引っ張ると見られる。 また、米ハイテク株の下げも連日きつく、値がさ株や電子部材関連も総じて軟調が予想される。 指数の日足はひとまず戻りに入っているが、目先足踏み状態にあることや(3日足ブルー・先読みピンク・3日影足は「はらみ」)、右欄の6色分布図(市場センチメント)も改善一服となっていることから、今日はひとまず様子見と考えられる。
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