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増田足 チャート分析ソフト【 2010-11-01 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,118 (+4) ナスダック 2,507 (ほぼ変らず) 為替 80円40銭/ドル CME 9,170 (大証比−20) 原油(WTI) 81.43 (−0.75) 『先週末の米国株式は小幅に上昇。経済指標がまちまちで小動き。』 注目の7〜9月期の米GDP(実質国内総生産)が市場予想並みで失望感を誘ったが、米個人消費やシカゴ購買部協会景気指数は予想よりも良く、小幅な値動きに終始した。 FOMC(連邦公開市場委員会)や中間選挙を控え、積極的な買いは手控えられた。 大型優良株は高安まちまちで、半導体の一角や産金株が確りだった一方、金融株やヘルスケアなどは冴えない動きだった。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,170円で、先週末の大証より20円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般小安いものが多い。 為替は、1ドル=80円台半ば〜前半へと、およそ15年半ぶりの円高水準になっている。 週明けの東京は、揉み合い調整色の濃い相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1440万株、買いが950万株で、490万株の売り越しに転じている。) 米国株は小高く終わっているものの、ADR・CMEは冴えず、また、円高警戒感から寄り付きは先物主導でやや売り優勢のスタートが予想される。 1995年4月の79円75銭に迫る円高を嫌気して、主力の輸出関連に手仕舞い売りが出易いと思われ、土壇場で日中首相会談が拒否され、機械など中国関連も手掛けにくいほか、引き続き金融関連も弱含みか。 目立った買い手掛かり材料のないことから、目先物色の矛先は、好決算を発表した一部銘柄に集中すると思われる。 寄り付き後は、円高への強い警戒のなか、米イベント(FOMC・中間選挙)や日銀金融政策決定会合を控え、様子見ムードから膠着感を強めそう。 指数の日足は、両指数揃ってオールブルー・先読みもブルーと基調は弱く、右欄6色分布図や増田レシオを見ても市場のセンチメントは良くないことから、今日も様子見の一日と判断する。
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