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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-15 増田足 概要夕刊】 『反落。週末の接近や円高への警戒感から手仕舞いが先行。』 日経平均は83円安の9,500円で引けた。 昨日の大幅高への反動や、今朝の米株小反落・ADR安の影響で、朝方は全般に小安く始まり、そのまま下値を切り下げた。 今朝までの円高一服にもかかわらず主要輸出株が安く、金融セクターも総じて弱かった。 前場中頃に9,500円を割り込むと、値頃感からの買い戻しが入り、前引けにかけやや持ち直した。 昼間のバスケット取引は売り決め優勢と伝わった影響もなく(約280億円成立)、上海市場の堅調が囃され、後場は下げ渋ってスタートした。 ただ、円高への警戒感や国内景況感の悪化、さらに週末の接近といった要因から買いの勢いは限られ、13時頃から再び下値慕いの流れになった。 大手証券や銀行・その他金融・保険など、金融セクターが総崩れ状態で、不動産、鉄鋼、機械、精密も安く、値下がり銘柄数は1350と全面安。全33業種がマイナスとなった。 一方、エネルギー関連の一角が買われた程度で、値上がり数はわずか239にとどまった。 後場中頃からは9,500円を挟んで膠着相場が続いた。 出来高は18億9000万株、売買代金は1兆2000億円と大幅に減っている。 指数の週足を見ると、日経は3週足ピンク・13週足ピンク(3週連続)・先読みピンクと戻りを試しているのに対し、TOPIXはオールブルー・先読みブルー(下降E)で、両極端。 一方、右欄の6色分布図(週足)においては、両指数ともに「上昇3波動」の数や増田レシオは多少減っており、週足から見た市場センチメントは悪くなっている。 何とも読みづらいが、来週も「世界的金融緩和期待」と「円高懸念(業績下振れリスク)」が綱引きをして、揉み合い・調整含みの相場が続くか
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