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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-13 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,020 (+10) ナスダック 2,417 (+15) 為替 81円80銭/ドル CME 9,440 (大証比+40) 原油(WTI) 81.67 (−0.54) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに続伸して引けた。』 朝方から利食い先行で模様眺め気分の強い展開が続いたが、その後に公開された前月のFOMC議事録を受けて、追加的金融緩和が近いとの見方から買い優勢の流れとなった。 大型優良株は総じて小確りで、コンピュータ・半導体関連、通信、バイオや金融の一角が高く、一方、輸送、産金株が小安い。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,440円と昨日の大証より40円高く、ADR(米国上場の日本株)は全般に小高く終わっている。 為替は1ドル=81円台後半、1ユーロ=113円台後半で推移しており、引き続き円高含みとなっている。 *引け後に発表された半導体最大手・インテル社の第3四半期決算は好内容となった(同社の過去最高を記録)。 東京は揉み合い・調整色の濃い展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り3470万株、買いが1610万株で、1860万株の大幅売り越しに転じている。) 米国市場やCME・ADRは高めに終わったものの、ここ地合いの悪さや外国人投資家の売り越し姿勢もあり、朝方は昨日の終値近辺で始まり、その後も、一進一退のさえない展開が想定される。 特に、円高進行(81円台)や、政府・日銀の腰の重さもあり(昨日は為替介入なし)、自動車などの輸出関連には依然売り圧力が強く、相場の重石になると見られる。 また、全般にエネルギー不足の中、物色の対象は、「ゼロ金利政策復活(金融相場)」を背景に不動産や保険といった内需色の濃い業種が中心と思われる。 日経平均・TOPIXの日足は3日足・先読みブルーと足元の基調は弱く、右欄の6色分布図や増田レシオも悪化の予兆が見られることから、ここは様子見の一日と考えられる。
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