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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-07 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,967 (+23) ナスダック 2,380 (−19) 為替 82円95銭/ドル CME 9,670 (大証比−30) 原油(WTI) 83.23 (+0.41) 『米国株式は高安まちまち。NYダウは小幅に続伸、ナスダックは小反落。』 IMFが2010年と2011年の米成長率見通しを引き下げたことや、週末発表の雇用統計の前哨戦とも言われる9月ADP全国雇用統計の結果が予想よりも悪かったことから、上値の重たい展開となった。 金価格が連日史上最高値を更新、原油価格も戻り高値を更新しており、資源・エネルギー関連が相場を牽引した一方、コンピュータ・半導体関連が弱かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,670円で、きのうの大証より30円安く、ADR(米国上場の日本株)も小安いものが目立つ。 為替は、1ドル=82円台後半で、9月15日の日銀による為替介入直前を超えるドル安・円高水準となっている(一時82円75銭)。 東京は、戻り一服で揉み合い調整の相場が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1680万株、買いが2360万株で、680万株の買い越しになっている。) 米国株はすっきりとせず、CMEやADRは軟調、さらに15年4カ月ぶりの円高を嫌気して、寄り付きは売り先行のスタートが予想される。 ここ2日で日経平均は300円超の戻りを演じた後だけに、昨日高かった金融関連などに利益確定の売りも出易く、円高で主力の輸出関連は手掛け難い。 一方、日米の金融緩和姿勢が明確になっているなか、下値は堅いと思われ、商品市況高を背景に資源・市況関連や、個別の材料株が相場を支えると思われる。 全般は様子見ムードから膠着感が強く、本日も為替動向を横睨みの展開となりそう。 指数の日足は、両指数揃って3日足・25日足ピンク、先読みピンクと基調は上向きで、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントは上向きであることから、「波動の良い銘柄の押し目買い」に徹する場面と判断する。
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