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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-04 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,829 (+41) ナスダック 2,370 (+2) 為替 83円25銭/ドル CME 9,435 (大証比+45) 原油(WTI) 81.58 (+1.61) 『先週末の米国株式は小幅反発。米国や中国景気の先行き警戒感が幾分和らいだ。』 米経済指標(=8月個人消費支出や9月ミシガン大学消費者信頼感指数)が予想よりも良い内容だったことから終日堅調に推移した。 中国の9月製造業購買担当者景気指数(PMI)も2ヶ月連続の改善となったことで、世界景気の底堅い回復が続くとの見方が広がり、相場を後押しした。 大型優良株は全般小高く、中でも石油や産金株など資源関連が高かったほか、金融関連の一角が相場を牽引した一方、半導体や運輸関連は小安かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,435円で、先週末の大証より45円高かったが、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。 為替は、1ドル=83円台前半で高止まり、1ユーロ=114円台後半へと円安方向に動いている。 週明けの東京は、揉み合い調整の相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1460万株、買いが980万株で、480万株の売り越しに転じている。) 米国株やCMEは小高いものの、対ドルでの円高が懸念され、寄り付きは先週末の終値を若干上回る程度でのスタートが予想される。 商品市況高を背景に資源・市況関連や、本日と明日開催される日銀金融政策決定会合での追加金融緩和期待から不動産や金融関連の一角が相場を支えると思われる。 一方、再び円売り介入でもない限り、円高で収益悪化が懸念される主力の輸出関連は手がけにくく、これが相場の重石となりそう。 また、手掛かり材料に乏しいため、模様眺めムードの中、小幅のレンジでの上げ下げに終始しそうだ。 指数の日足は、両指数揃ってトレンドを示す25日足はピンクも、3日足や先読みはブルーと目先調整を示している。 右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントが後退傾向であることから、今日も様子見の一日と判断する。
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