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株式ニュース 株ネタ 夕刊 7月9日
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増田足 チャート分析【 2009-07-09 】
『7日続落。連日、円高進行が重石となり、安値引け。』
日経平均は129円安の9,291円で引けた。
昨夕から今朝にかけて、一段と円高・原油安が進んだ影響で、朝方は先物をはじめ輸出関連株や市況関連などに売りが先行し、9,300円台前半まで下げた。
その後、円高一服や値頃感からの買い戻しが入り、前場中頃、先物への仕掛け買いをきっかけに9,400円を視野に入れる場面もあった。
ただ、このところの地合いの悪さや明日のミニSQへの思惑もあって、前引けにかけて失速した。
前場の下げ渋りの弱さを見て、後場は再び軟調なスタートとなった。
有力企業からの相次ぐ増資発表で需給環境は悪く、また、内外企業に対する業績不安も根強かった。
金融セクター(証券・銀行・その他金融)や不動産が軒並み安く、自動車・精密の一角もさえない動きで、値下がり銘柄数は1318を数え、31業種がマイナスとなった。
一方、ディフェンシブ関連(電力ガス)や海運が連日小高く、値上がり数は293であった。
後場中頃、多少小戻ししたものの勢いは弱く、引けにかけて逆に手仕舞いが嵩み、結局、安値引けで終わった。
出来高は20億8000万株、売買代金は1兆3000億円とやや減っている。
指数の日足は、日経平均・TOPIXそろって25日足連続ブルー(調整入り)の中で、3日足ブルー・先読みブルーと下値慕いの動きが続いている。
また、上欄の6色分布図を見ても、両指数ともに利食いで崩れる銘柄が目立って増えており、市場のセンチメントはいっそう萎えてきた。
明日(週末)も、調整色の濃い相場か。
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