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株式ニュース 株ネタ 朝刊 7月30日
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増田足 チャート分析【 2009-7-30 増田足 概要朝刊】
*寄り前(8:50)に発表された6月の鉱工業生産指数(速報値)は、前月比+2.4%となっている(市場予想は同+2.5%前後)。
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,145円近辺で取引されている。
NYダウ 9,070 (−26) ナスダック 1,967 (−7) 為替 95円05銭/ドル
CME 10,185 (大証比+75) 原油(WTI) 63.35 (−3.88)
『米国株式は小幅安も下値は堅かった。』
米国株は中国株の急落や、原油価格の反落を嫌気して、利益確定の売り優勢の展開となった。
ただ、ベージュブック(地区連銀経済報告)で「景気の後退は鈍化しつつある」との見解が示されたことから、下値を売り込む流れにはならなかった。
大型優良株は総じて安く、特に石油・エネルギー関連や産金株が大きく値を崩したほか、保険や通信が小安かった一方、バイオ関連や銀行の一角が確りとした動きだった。
シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は、10,185円ときのうの大証より75円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちだった。
為替は、1ドル=95円台前半で再び円安方向に動いている。
東京は利食いをこなしつつ底堅い相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2710万株、買いが1890万株で、引き続き820万株の売り越しになっている。)
米国株は小安かったものの、CME高・円安と相場環境は決して悪い状況ではないことから、朝方はきのうの終値付近で落ち着いたスタートが想定される。
物色の矛先は輸出関連のほか、昨日好決算を発表した銘柄や個別材料株(次世代電池・スマートグリッドなど)に短期の資金が向かうと考えられ、一方、資源・エネルギー関連には手仕舞い売りが嵩みそう。
今日・明日と国内主要企業の四半期決算の発表がヤマ場を迎え、株価は発表内容の良し悪しによって明暗を分ける傾向が高い。
また、後場にかけては昨日急落した中国株の動向にも注意を払いたい。
指数の日足を見ると、日経225・TOPIXそろってオールピンク、先読みもピンクと目先上昇のエネルギーは継続しており、年初来高値更新目前まで来ている。
また上欄の6色分布図でも、日経225では上昇波動の銘柄が8割を超えてくるなど、市場のセンチメントは良いことから、業績に不安のない上昇トレンド銘柄への「押し目買い」スタンスで臨みたい。
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