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株式ニュース 株ネタ 夕刊 7月27日
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増田足 チャート分析【 2009-07-27増田足 概要夕刊 】
『約21年ぶりの9日続伸。一時年初来高値を更新した。』
日経平均は、144円高の10,088円で引けた。
企業収益の改善期待などからNYダウが年初来高値を更新したことを好感して、朝方は買い先行のスタートとなり、日経平均は一気に大台の10,000円を上抜けした。
高寄りした後も幅広い銘柄に買いが広がり、上げ幅は150円を超え、10,100円台前半の水準まで上値を切り上げるなど、予想以上の強さを示した。
今朝日経が報じた、日立が完全子会社化するグループ上場5社はともに買い気配を切り上げたほか、輸出関連や、金融関連、内需の一角も買われるなど、広範囲に物色の矛先が向かった。
昼間のバスケット取引はやや売り決め優勢と伝わったものの(約73億円成立)、アジア株の堅調推移を背景として後場は一段高でスタートし、13時前には6月12日に付けた年初来高値を一時ザラ場で更新した。
ただ、海運大手3社が前引け後、2010年3月期業績を下方修正したことや連騰に対する高値警戒感もあって、利益確定や戻り待ちの売りも目立ち始め、その後はやや上げ幅を縮小させ前場の高値水準での揉み合いとなった。
電機・自動車・精密など輸出関連や、証券・メガバンクは終日堅調で、倉庫・繊維・医薬品など内需の一角も買われ、値上がり銘柄数は1039だった。
一方、失望の決算発表をした海運が大きく値を崩したほか、ゴム、石油、鉱業など市況関連がやや冴えず、値下がりは502銘柄だった。
引けにかけては先物主導で上げ幅をやや縮小させたものの10,000円の大台を守り、約21年ぶりの9日続伸となった。
出来高は20億7000万株、売買代金は1兆3000億円と先週末に比べると減少した。
ここで指数の日足を見ると、日経225・TOPIXともにオールピンク、明日の先読みもピンクと目先「上昇」のエネルギーは持続しており、25日足が2日連続ピンクとなりトレンドは上昇転換してきた。
上欄6色分布図では上昇波動の銘柄数がさらに増え、市場のセンチメントは一層改善している。また増田レシオはまだ30ポイント台後半と過熱を示すまでには至っておらず、明日も利食いをこなしつつ上値を試す展開が期待できそう。
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