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株式ニュース 株ネタ 夕刊 7月13日
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増田足 チャート分析【 2009-07-13 】
『9日続落。朝高も、政治空白などを嫌気して大幅安。』
日経平均は、237円安の9,050円で引けた。
米国市場が冴えなかったことに加え、円高や都議選での自民党敗退などから朝方は、やや売り優勢で小安いスタートとなった。
ただ、先週末まで8日続落の後だけに売り方の買い戻しが入り、円高一服も相場を後押しし、前場中頃には9,300円を上回る水準まで戻りを試した。
その後、為替が再び円高に動いたほか、24時間取引の米グローベックス先物が下げに転じたことも投資家心理を冷やし、一転9,200円割れまで下げ幅を広げた。
金融関連や資源関連に安いものが多く、朝方高かった輸出関連も下げに転じた。
アジア株の軟調に加え、後場寄付き直後に麻生首相が「衆院解散や総選挙の時期についての方針を固めた」と伝わると、政治空白を嫌気した売りが先物にまとまって出て、さらに下げ幅を拡大させた。
今週は米主要企業の4-6月期決算の発表が本格化、国内では公募増資に伴う需給不安から積極的な買いは見送られ、ズルズルと下値模索の展開となった。
証券・その他金融など金融関連や、非鉄・金属・鉄鋼など市況関連が売られたほか、電機・自動車なども安く、33業種中32業種がマイナスとほぼ全面安商状で、値下がり銘柄数は1525を数えた。
一方、業界再編の思惑から食料品の一角が買われた程度で、値上がりはわずか134に留まった。
引けにかけても、買い見送りムードから結局安値引けとなった。
出来高は23億5000万株、売買代金は1兆4000億円と投げや手仕舞い売りが嵩んで先週末よりはやや増えた。
ここで指数の日足を見ると、両指数ともに3日足ブルー、明日の先読みもブルーで目先「押し」(下げ)のなか、3日足が75日足をデッドクロスして「下降の入り口Dパターン」になった。
また上欄6色分布図でも、さらに上昇波動の銘柄が減り、1ヶ月前に80を超えていた225増田レシオはついに今日マイナスに転じ、当面は調整含みの展開を余儀なくされそう。
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