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株式ニュース 株ネタ 朝刊 6月29日
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増田足 チャート分析 【 2009-06-29 】
*寄り前(8:50)に発表された5月の鉱工業生産指数(速報値)は、
前月比+5.9%となっている(市場予想は同+7.0%前後)。
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、9,885円近辺で取引されている。
NYダウ 8,438 (−34)
ナスダック 1,838 (+8)
為替 95円30銭/ドル
CME 9,955 (大証比+55)
原油(WTI) 69.16 (−1.07)
『先週末の米国株式は、NYダウ・ナスダック、まちまちの動きとなった。』
5月の米個人所得は改善したものの貯蓄率が高くなったことで、
個人消費の伸び悩みを懸念する見方が広がったことや、
前日の大幅上昇の反動などからNYダウは売り優勢の展開となった。
一方、ハイテク比率が高いナスダックは、
好決算を発表したコンピュータの一角などが指数を支え小幅に続伸した。
大型優良株は高安まちまちで、原油価格の下落を受けてエネルギー株が軟調だった一方、
銀行・保険、工業、サービスなどは確りだった。
シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は、9,955円と先週末の大証より55円高く、
ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちだった。
為替は、中国人民銀行(中央銀行)が、
新たな基軸通貨の創設を改めて求めたと伝わり、
1ドル=95円台前半と円高・ドル安に動いた。
東京は利食いの売りをこなしつつ底堅い相場展開が予想される。
(寄り前の外国人動向は、売り1780万株、買いが1390万株で、390万株の売り越しに転じている。)
CMEは確りだったもののADRや米国株は高安まちまちで、
為替は円高傾向と相場環境は好悪つけがたいことから朝方は、
先週末の終値近辺でスタートすると考えられる。
寄り前(8:50)発表の5月鉱工業生産指数は、
市場では前月比+7.0%が予想されており波乱なく通過すると思われる。
物色の矛先は内需関連の出遅れや、不動産、金融関連に見直し買いが想定されるほか、
先週に引き続き個別材料株などに短期の資金が向かうと考えられる。
一方、円高を背景として輸出関連は手仕舞いが想定され、
原油を始めとする商品市況の下落から資源エネルギー関連などは利益確定の売りに押されそうだ。
指数の日足を見ると、
両指数そろって3日足ピンク、
先読みもピンクと目先戻りのエネルギーが出てきた。
上欄の6色分布図では、ひとまず利食いは一服しているものの、
積極的に買う場面ではなく、もう一両日は慎重なスタンスが必要と判断する。
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