【2009/06/23】夕刊
『急反落。米株安を受けて、終日、全面安商状。』
日経平均は277円安の9,549円で引けた。
週明けの米国株市場が大きく下げ、
為替も円高気味に振れた影響で、
東京は寄りから9,700円を一気に下回った。
市況関連をはじめ金融セクターや輸出関連など満遍なく売られ、
鋭角的に9,500円台まで下げ幅を広げた。
その後も切り返す力はなく、低位での揉み合いが続き、
前引けにかけて先物主導で一段安となった。
後場に入ると多少下げ幅を縮めたものの、
朝からの地合いで買い方の動きは鈍く、切り返す兆しもなかった。
証券・メガバンクや鉱業・非鉄・商社が安く、
また、これまで人気化していた材料株も目先調整が目立ち、
値下がり銘柄数は1453に達した。
一方、紙パルプがわずかに高く、値上がり数は193にとどまった。
引けにかけては、ほとんど値戻しもなく今日の取引を終えた。
終日、手仕舞いが嵩んだ影響で、出来高は25億3000万株、
売買代金は1兆8000億円と大幅に増えている。
指数の日足は。。。。
日経平均・TOPIXそろって上昇トレンドを維持しつつ、
3日足は先読みに反してブルー
先読みもブルーで、目先調整(押し)となっている。
また、上欄の6色分布図おいても、
両指数ともに「上昇波動」の数や増田レシオは連日減っており、
一段と利食いが進んでいることがわかる。もうしばらく調整含みか。
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