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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-26 増田足 概要朝刊】 *シンガポールで取引されている日経平均先物(6月物)は、8時45分現在、9,605円近辺で推移している。 NYダウ 10, 043 (−23) ナスダック 2, 210 (−3) 為替 90円20銭/ドル CME 9, 545 (大証比+105) 原油(WTI) 68.75 (−1.46) 『米国市場は小幅続落。一時大幅安も、急速に下げ渋る。』 この日のアジア・欧州株安、ユーロ安の流れを受けて大幅安で始まったが、最近の下落による値頃感や、米経済指標の好調、さらに欧州中央銀行による利下げ観測(噂)を背景に下げ渋った。 大型優良株は高安まちまちで、バイオ、コンピュータ、保険、輸送が小安く、一方、産金株や半導体関連、石油、銀行が小幅に切り返している。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,545円と昨日の大証より105円高く、ADR(米国上場の日本株)は総じて小高い。 為替は1ドル=90円台前半、1ユーロ=111円台半ばへと、昨夕に比べ円安に戻している。 東京は下げ一服・小戻しが想定される。(寄り前の外国人動向は、売り4050万株、買いが3060万株で、990万株の売り越しに転じている。) 米国市場が急速に下げ渋り、CME・ADR高、円高一服と、今朝の相場環境は多少持ち直していることから、寄りは先物を中心に買い先行が予想される。 個別では、昨日下げのきつかった市況関連の一角(非鉄・海運)や、電機・精密・自動車にひとまず買い戻しが入り、指数を後押しすると見られる。 また、米金融株の上昇に伴い、メガバンク株や証券、不動産も目先下げ止まるか。 ただ、欧州情勢の見通しの悪さや朝鮮半島の緊張など、マイナスの材料は依然燻っており、ここでの下げ一服が基調転換につながるかどうか極めて不透明。
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