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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-25 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 066 (−127) ナスダック 2, 213 (−16) 為替 90円35銭/ドル CME 9, 680 (大証比−80) 原油(WTI) 70.21 (+0.17) 『週明けの米国市場は反落。欧州不安(スペイン地銀の経営破綻)を嫌気。』 欧州での金融・財政不安が続くなか、スペイン中央銀行が一部の地銀を管理下に置いたことをきっかけに金融システムへの不安が再燃し、金融株を中心に売りが先行した。 大型優良株は総じて安く、銀行をはじめ石油、保険、輸送、通信、コンピュータ・半導体関連の下げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,680円と昨日の大証より80円安く、ADR(米国上場の日本株)もほぼ全面安となっている。 為替は1ドル=90円台前半、1ユーロ=111円台半ばと、ユーロ安円高が進んでいる。 東京は揉み合い調整色の濃い展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1590万株、買いが1860万株で、270万株の小幅買い越しとなっている。) 米株反落、CME・ADR安、ユーロ安円高といった悪材料を受けて、朝方は先物を中心に売りが先行すると思われる。 昨日は、輸出株の一角に小戻しが見られたが、今朝の為替の動きから見て、精密・機械などに再び手仕舞いが出ると見られる。 また、欧州での新たな金融不安(スペイン)や米金融株安の影響で、メガバンクなど金融セクターも下げると予想される。 出口の見えない欧州情勢など、外部環境の悪さから買いの手掛かりがつかめず、本日も終日さえない展開が続くと考えられる
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