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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-10 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 380 (−140) ナスダック 2, 265 (−54) 為替 91円55銭/ドル CME 10, 170 (大証比−260) 原油(WTI) 75.11 (−2.00) 『先週末の米国株式は4日続落。引き続き欧州財政問題を嫌気。』 注目の米4月雇用統計の結果は予想以上に良く、朝方は買い先行で始まったものの、欧州諸国の財政不安を背景に、売り優勢の流れに転じ、結局マイナスに沈んだ。 大型優良株は全面安商状で、特に通信・コンピュータやバイオ、金融、石油エネルギー株の下げが目立った。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,170円で、先週末の大証より260円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安。 為替は、朝方1ドル=92円台前半へ(1ユーロ=119円台)とひとまず円高は一服しているが、不安定な動きをしている。 週明けの東京は調整色の濃い相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1570万株、買いが1320万株で、250万株の小幅売り越しになっている。) 米国株やCME・ADRは揃って安く、また、原油など商品市況も下げており、今朝の相場環境は先週に続いて悪いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り先行のスタートが予想される。 輸出関連や資源・エネルギー関連、また金融関連のほか景気敏感株の手仕舞い売りが見込まれる。 物色の矛先は、業績上方修正・好決算発表の一部銘柄に限られそう。 今週も続々と国内主要企業の決算発表があり、さらに明日は中国の重要経済指標、渦中の欧州もGDP(1-3月)発表など目白押しのため、この内容を見極めたいとの思惑から買い手控えムードが広がると考えられる。 指数の日足を見ると、両指数そろってトレンドを示す25日足は連続ブルーで下降転換確定。オールブルー・先読みもブルーで目先調整を示している
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