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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-7 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 520 (−347) ナスダック 2, 319 (−82) 為替 90円55銭/ドル CME 10, 175 (大証比−505) 原油(WTI) 77.11 (−2.86) 『米国市場は大幅続落。欧州不安に加え誤発注騒ぎでダウは一時1000近い下げ。』 折からのギリシャ発・欧州通貨不安に加え、米シティグループによる主力株への誤発注の影響から市場心理は冷え込み、「売りが売りを呼ぶ」展開となった。 この日は全面安商状で、石油株やバイオ、通信、銀行、輸送、保険、コンピュータ・半導体の下げがきつく、一方、産金株の一角が高い。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,175円と昨日の大証より505円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面大幅安となっている。 為替市場では円買いが進行し、1ドル=90円台半ば、1ユーロ=114円台前半へと大きく円高に振れている。 週末の東京は、海外市場の波乱から厳しい調整(=大幅連鎖安)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1680万株、買いが1420万株で、260万株の小幅売り越しとなっている。) 米株急落、CME・ADRの大幅な下落、急激な円高、商品安と、今朝の相場環境は極端に悪いことから、寄りは先物を中心に売り一色で始まると思われる。 個別では、更なる円高を嫌気して精密や電機・自動車といった輸出関連銘柄が下げを主導すると見られ、市況関連(鉱業・非鉄・商社)も厳しい流れが想定される。 また、海外情勢(ギリシャでの暴動、欧州財政問題)が依然不安定なことや、週末の接近、米雇用統計待ちといった要因から、買い方の動きも終日鈍いと考えられる。
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