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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-07 増田足 概要夕刊】 『大幅続落。悪材料が重なり、連日、全面安の展開。』 週末の東京は終日軟調に推移し、日経平均は331円安の10,364円で引けた。 折からの欧州通貨不安や誤発注騒ぎをきっかけとした今朝の米株急落・一段の円高を嫌気して、東京は全面大幅安で始まり、下げ幅は一気に400円を超えた。 特に、対ユーロでの円高進行を受けて精密の一角が売られたほか、金融セクターの下げも目立った。 欧州情勢の不透明さなどから買いらしい買いは入らず、前場は軟調に推移した。 その後、円高が一服したこともあり、後場寄りは下げ幅を縮めて始まったものの、戻りの勢いは弱く、13時を回る頃には失速気味となった。 電機・精密・自動車のほか、証券・その他金融・保険・倉庫運輸・不動産といった内需系業種の下げも目立ち、値下がり銘柄数は1568と連日の全面安(33業種全てマイナス)。 値上がり数は、好業績銘柄を中心にわずか91にとどまった。 引けにかけても、今晩の海外動向や米雇用統計への見極めから、戻りはほとんど見られなかった。 終日、投げや手仕舞いが嵩んだ影響で、出来高は31億1000万株、売買代金は2兆2000億円と膨らんでいる。 指数の週足を見ると、日経平均・TOPIXともに上昇トレンド(13週足ピンク)を維持しつつも、3週足・先読みそろってブルーで、目先、調整(押し)が想定される。。
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