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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-28 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,991 (−213) ナスダック 2, 471 (−51) 為替 93円30銭/ドル CME 10,895 (大証比−315) 原油(WTI) 82.44 (−1.76) 『米国市場は欧州財政問題の再燃から急反落。チャートには亀裂。』 先週末、ギリシャがEU・IMFに金融支援を要請したことで欧州問題はいったん沈静化していたが、この日、有力格付け機関がギリシャ・ポルトガルへの格下げを行ったことで再燃し、売りを誘った(ギリシャは投資不適格の位置づけとなる「BBプラス」まで格下げされた)。 この日は全面安商状で、特に石油株や金融セクター、輸送、コンピュータ・半導体関連の下げがきつい。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,895円と昨日の大証より315円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面大幅安となっている。 為替市場では円を買い戻す動きが広がり、1ドル=93円台前半へと円高に振れている(対ユーロでも円高が進行)。 東京は調整色の濃い展開(=大幅反落)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り2510万株、買いが2180万株で、330万株の小幅売り越しに転じている。) 欧米株やCME・ADRの急落に加え、円高・商品安と今朝は悪い条件がそろったことから、朝方は幅広く売りが出ると思われる。 下げの中心は、ここ戻りの目立った輸出関連や市況関連と見られ、指数を押し下げると見られる。 今朝の突発的な事態(欧州不安)を受け、ここ連日の戻りの地合いは一転冷やされる形になり、大型連休を前に手仕舞う動きが強まると見られる
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