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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-27 増田足 概要夕刊】 『小幅続伸。朝方から小安い展開も、ファナック決算を機に切り返す。』 日経平均は46円高の11,212円で引けた。 週明けの米国市場は高安まちまちに終わるなど、朝方は特段のプラス材料もなかったことから、寄りは全般に利食い先行で小安く始まった。 昨日上げの目立った輸出関連のほか、メガバンクや市況関連もさえないものが多かった。 ただ、今後の企業決算への期待から下値は極めて限られ、前場は小安い水準での揉み合いに終始した。 昼間のバスケット取引は売り決めやや優勢と伝わったものの(140億円成立)、昼休み中の海運大手の決算内容などを手掛かりに(=今期は回復基調との報道で一時急伸)、後場寄りは下げ渋った。 さらに、後場中頃、ファナックが好決算を発表すると(=前期増額修正・今上半期好調見通し)、売り方の買い戻しが加速し、一気に切り返した。 ゴムが高く、電機・精密・機械も堅調で、値上がり銘柄数は595を数えた。 一方、大手海運が一転下げたほか、鉱業・商社や証券・保険もさえない展開で、値下がり数は957と値上がり数を上回った。 引けにかけても11,200円付近で揉み合いつつ、高値圏で終わった。 出来高は22億株、売買代金は1兆6000億円と増えている。 指数の日足は、日経平均・TOPIXともにオールピンク・先読みピンクで持ち直してきており、日経は明日にも「上昇(B)」に戻す可能性がでてきた。
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