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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-22 増田足 概要夕刊】 『反落。前場全面安の後、後場は下げ幅を縮小。』 日経平均は141円安の10,949円で引けた。 米国株は好調な企業決算を背景に小高かったものの、シカゴで取引されているCME日経平均先物が安く(大証比75円安)、これに鞘寄せする形で寄り付きは売り先行のスタートとなった。 1ドル=92円台へと進んだ円高も相場の重石で、その後も先物主導で下値模索の展開となり、昨日の上げ幅を帳消し、下げ幅は200円を超えた。 昨日大幅上昇の反動から目先筋の手仕舞い売りが断続的に出て、値嵩株を中心に予想以上の弱さを示した。 昼間のバスケット取引は買い決めやや優勢と伝わり(295億円成立)、後場に入るとにわかに下げ幅を縮小させていった。 円高進行が一服したことも、買戻しや値頃感からの買いを誘う要因となり、じりじりと下値を切り上げた。 ただ、10年3月期決算発表の本格化を控え、積極的に買い向かう流れにはならず、11,000円目前では上値の重さを示した。 昨日の決算発表で、今期の業績予想を公表しなかったJFEをはじめ鉄鋼の下げがきつかったほか、輸出関連(自動車・精密)やメガバンクなど主力株が総じて安く、値下がりは1048銘柄。 一方、好業績銘柄や材料株が個別に買われた程度で、値上がりは500銘柄だった。 引けにかけては売り買いが交錯し膠着感を強めたまま大引けを迎えた。 出来高は21億7000万株、売買代金は1兆5000億円で、昨日に比べやや減少。 指数の日足は、日経・TOPIXそろって先読みの通り3日足はピンクに転換し(オールピンク)、明日の先読みもピンクと、戻りのエネルギーは残っている。
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