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株式ニュース 株ネタ 夕刊 3月4日 火曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-4 増田足 概要夕刊】
『5日ぶり反落。前場は揉み合い、後場は下値模索。』
日経平均は108円安の10,145円で引けた。
米国株は小動きではっきりとせず、昨日まで4日続伸した反動からの利益確定売りと、ギリシャの財政再建策発表で財政懸念がひとまず後退した安心感が交錯し、寄り付きは前日終値付近でのスタートとなった。
その後も円の高止まりが重石となる一方(1ドル=88円台半ば)、景気回復期待を背景にした買いが相場を下支えしたため膠着感が強まり、前場の値幅は僅かに33円だった。
円高を嫌気して輸出関連の一角は弱含んだが、商品市況高を背景に市況関連が比較的堅調に推移していた。
アジア株式が総じて軟調に推移していたことから、後場に入ると売り優勢となり、前場の安値を下回る水準で始まった。
13時を過ぎたあたりから、先物に断続的な売り物が出た影響で、後場は一転して下値模索の展開となった。
自動車・電機・精密など輸出関連は軒並み安となったほか、前場は高かった石油・商社・鉱業など市況関連もマイナスに転じ、値下がりは32業種、1211銘柄を数えた。
一方、低位材料株が散発的に買われ、業種別では海運が唯一のプラスで、値上がりは僅か334銘柄に留まった。
引けにかけても、明日発表の米雇用統計を見極めたいとの思惑から、買い見送りムードを強め、結局本日の安値圏で取引を終えた。
出来高は17億2000万株、売買代金は1兆1000億円。
指数の日足を見ると、先読みに反して3日足はブルーに変り、明日の先読みもブルーで、目先戻りのエネルギーは一服。
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