増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-19 増田足 概要夕刊】
『反発。昨日のギリシャ問題はひとまず沈静。先高期待から押し目買いが入る。』
日経平均は80円高の10,824円で引けた。
昨日後場からの思わぬ下げに対する反動や、今朝の米国株高を受けて、朝方は全般に小高く始まった。
主力輸出関連株を中心に買い戻しや押し目買いが入り、指数を後押しした。
きのうの東京を冷やした「ギリシャ問題」は一転鳴りを潜め、前場中頃から10,800円台を回復してジリ高で推移した。
後場寄りは多少伸び悩んでのスタートとなったが、10,800円付近では買いが継続して入り、再び上値慕いの流れになった。
紙パルプやゴム・ガラスといった素材株が高く、自動車・電機(ハイテク)、メガバンクも確りで、値上がり銘柄数は1144を数えた。
一方、きのうに続いて、その他金融・不動産が弱く、値下がり数は398であった。
引けにかけては先物主導で上値を試し、ほぼ高値圏で終わっている。
出来高は17億5000万株、売買代金は1兆000億円台と低水準にとどまった。
指数の週足は、日経平均・TOPIXそろってオールピンク・先読みピンク・「上昇(B)」で依然基調は強い。。
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