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株式ニュース 株ネタ 夕刊 3月12日 金曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-12 増田足 概要夕刊】
『続伸。メジャーSQは波乱なく通過。』
日経平均は87円高の10,751円で引けた。
企業業績の回復期待を背景とした米国株の続伸や、株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(メジャーSQ)算出に伴う現物株の買いも指数を押し上げ、寄り付きは窓開けして始まり、10,700円台半ばでスタートした。
(SQ値は10,808円73銭)
その後は、先週末からの上昇に対する警戒感や、週末特有の利益確定の売りも出て、上げ幅をじりじりと縮小させ、寄り付き天井の様相を漂わせた。
ディフェンシブ関連に見直し買いが入った一方、高く寄り付いた輸出関連などに値を崩すものが目立ち始めた。
アジア株式が総じて確り推移していたことから、後場に入ると一段の伸び悩みを期待していた売り方の買戻しを誘い、下値の堅さを示した。
今朝の日経が「来週の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和を議論する」と報じたことも投資家心理の下支えとなり、その後は高値圏で揉み合いとなった。
指数寄与度の高い値嵩株が指数を牽引し、また繊維の一角が急伸したほか、証券、ガラス、化学などが高く、値上がりは30業種、992銘柄。
一方、政府の地球温暖化対策を嫌気して石油株の一角が売られたほか、電力・ガス、食料品などが小安く、値下がりは502銘柄だった。
引けにかけては、一時寄り付き高値を上抜ける場面もあったが、SQ値を上回るまでには至らなかった。
出来高は26億8000万株、売買代金は2兆2000億円と、SQに伴う特殊要因から膨らんだ。
指数の週足は、日経・TOPIXそろって収斂上放れして、「上昇のB」へと波動は改善。来週の先読みはともにピンクで、足元の基調は強い
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