増田足 チャート分析【 2009-12-28 増田足 概要朝刊】
*寄り前(8:50)に発表された11月の鉱工業生産指数(速報値)は、前月比+2.6%となっている(市場予想は同+2.4%)。
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,520円近辺で取引されている。
NYダウ 休場
ナスダック 休場 為替 91円50銭/ドル CME 休場
原油(WTI) 休場
『先週末の米国株式は休場。』
欧米を中心に海外市場の多くはクリスマスで休場だった。
為替は、8:00現在、1ドル=91円台半ばで円安気味に推移している。
週明けの東京は小確りの相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り430万株、買いが540万株で、110万株の小幅買い越しとなっている。)
年内立ち合いは残すところあと3日となり、今日から来年受け渡しの取引となるが、世界の景気回復への期待から、寄り付きは買いやや優勢のスタートが予想される。
特に米国景気の持ち直しに伴う米長期金利の上昇で、ドルが買われやすい状態にあることから(ドル高・円安)、主力の輸出関連(自動車・電機・精密)は収益改善期待から買い安心感がある。
また、ここ商品市況が堅調なことから資源エネルギー関連も見直し買いが入り易いか。
一方、年明け後は東証の新取引システム『アローヘッド』がスタートするため、とりあえず年内に買いポジションを減らしておきたいとのムードが出てくることも考えられ、10,500円の攻防となるか。
指数の日足(日経225)は、オールピンク・先読みもピンクと目先上昇のエネルギーが続いており、上欄6色分布図でも、連日個別株の波動の改善から市場のセンチメントはとても良く、引き続き押し目を狙って買いスタンスで良いと判断する
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