増田足 チャート分析【 2009-12-25 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,535円近辺で取引されている。
NYダウ 10,520 (+54) ナスダック 2,285 (+16) 為替 91円60銭/ドル
CME 10,515 (大証比+5) 原油(WTI) 78.05 (+1.38)
『米国市場は5日続伸。NYダウ・ナスダックともに連日の新値更新。』
クリスマスの到来で市場参加者は極端に減るなか(半日取引)、米雇用情勢を示す経済指標の改善などを手掛かりに、買い優勢の流れが続いた。
このところの地合いの良さや、商品相場の堅調も相場を後押ししている。
大型優良株は全般に高く、コンピュータ・半導体関連や保険、銀行の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は、10,515円ときのうの大証より5円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。
為替は1ドル=91円台半ばで、目先、落ち着いて推移している。
週末の東京は、利食いをこなしつつ小確りの展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り590万株、買いが890万株で、300万株の買い越しとなっている。)
連日の米国株高を受けて、朝方は先物を中心に全般に小高く始まると想定される。
特に、今朝は商品相場の上昇が目立っていることから、市況関連(鉄鋼・非鉄・鉱業・商社)への物色の動きが注目される。
また、連日のナスダック高を追い風に、値がさハイテク株や電子部材関連を見直す動きも続くと見られる。
週末の接近や外国人投資家の不在で、多少盛り上がりに欠くと思われるが、ここ地合いの改善から、全般に値保ちの良い相場つきが考えられる。
指数の日足は、両指数そろって上昇トレンドを維持しており(3日足・25日足ピンク、先読みピンク)、上欄の6色分布図も、連日、改善の度合いを強めている。ここは掉尾への期待で、引き続き押し目狙いのスタンスと判断される。
※本日は、年内受渡しの最終売買日です
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