増田足 チャート分析ソフト【 2009-12-22 増田足 概要夕刊】
『大幅高。朝方は膠着相場が続くも、前場中頃から上値慕いで推移。』
日経平均は194円高の10,378円で引けた。
週明けの米国株高・円安(91円台前半)を受け、寄りは先物や輸出関連株を中心に高く始まった。
ナスダックの新値更新(米ハイテク株の堅調)を追い風に、値がさハイテク株の上げが特に目立った。
買いが一巡すると、薄商いのなか10,200円台で膠着感著しかったが、10時を回ると徐々に買い戻しが優勢となり、瞬間、10,300円台に乗せた。
後場は前引けの水準で始まったが、全体の値保ちの良さもあって、13時頃から更なる戻りを試す流れになった。
電機・自動車が幅広く見直され、ガラス・金属も高く、値上がり銘柄数は1015を数えた。
一方、倉庫・保険といった内需絡みの一角が小安く、値下がり数は495であった。
本日の立会いについて、「薄商い・動意薄」を見込んだ投資家が多かっただけに、予想外の動きから、引けにかけて一段と買い戻しが進み、高値で終わった。
出来高は21億8000万株、売買代金は1兆3000億円で、昨日から一転して増えている。
日経平均・TOPIXの日足は、ともに3日足・25日足ピンク、先読みもピンクで、ここ中段での揉み合いから再び騰勢を強めており、日経は10月26日の10,397円が射程圏に入ってきた。
また、上欄の6色分布図においても、「上昇波動」の数や増田レシオは引き続き増えており(225レシオはプラスへ転換)、掉尾への期待が高まってきている
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