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株式ニュース 株ネタ 朝刊 11月11日
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増田足 チャート分析【 2009-11-11 増田足 概要朝刊】
NYダウ 10,246 (+20) ナスダック 2,151 (−3) 為替 89円85銭/ドル
CME 9,860 (大証比+60) 原油(WTI) 79.05 (−0.38)
『米国市場はNYダウが小幅に続伸し、ナスダックは小反落で終えた。』
前日の大幅高への反動から方向感に乏しかったものの、低金利政策が維持されるとの期待から下値は限定的で、全般に底堅さの見られる一日となった。
大型優良株は高安まちまちで、資源・エネルギー株の一角やコンピュータ、ヘルスケアが小高く、一方、銀行・保険、通信、輸送が小安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、9,860円ときのうの大証より60円高く、ADR(米国上場の日本株)は全般に小高い。
為替は1ドル=89円台後半へとやや円高気味に振れている。
東京は揉み合う展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り2300万株、買いが2660万株で、360万株の買い越しとなっている。)
米国市場は高安まちまち、CME・ADRは全般に小確り、為替はやや円高と、今朝は特に強調材料がないことから、朝方はきのうの終値近辺で始まり、その後も一進一退の動きが予想される。
東京は、最近の海外市場の強い流れに追随できない状況が続いているが、ここまでの中間決算は決して悪くないことから、売り圧力はひとまず和らぎ、底堅さも見られるか。
個別では、金融セクターや不動産の持ち直しに期待がかかるほか、既に好決算を出した銘柄を見直す動きも考えられる。
一方、今朝の商品相場は総じて良くないことから、市況関連(非鉄・商社)には短期筋の利食い・手仕舞いが出ると見られる。
指数の日足は、日経平均とTOPIXで好対照の動きとなっており(日経優位)、上欄の6色分布図も両指数でも同じ傾向が読み取れる。足元、優良株(225銘柄)を中心に持ち直す兆しも見られ、本日はこの動きが持続するか否か見極めの一日と判断される。
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