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株式ニュース 株ネタ 夕刊 10月21日 水曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-10-21 増田足 概要夕刊】
『小反落。米株反落を受け手仕舞いが先行。内外企業決算への見極めムードも強い。』
日経平均は3円安の10,333円で引けた。(TOPIXはほぼ変わらずの913ポイント)
今朝の米国市場や商品相場も総じて安かった影響で、朝方は全般に小安く始まった。
ただ、このところの下値不安の後退から買い戻しや押し目買いも入り、瞬間、切り返す場面もあった。
一方、今後の日米企業決算を見極めたいとのムードも強く、前場は小安く揉み合う場面が目立った。
昼間のバスケット取引は買い決めがやや優勢と伝わったことから(約340億円成立)、後場は下げ幅を縮めて始まった。
積極的な買いは入らないものの、ここ値保ちの良さから売り込む動きも見られなかった。
商品安の影響で非鉄が安く、不動産・紙パルプもさえず、値下がり銘柄数は769を数えた。
一方、海運・商社といった市況関連の一角は意外に高く、証券・倉庫も確りで、値上がり数は755と、値上がり数・値下がり数は拮抗した。
後場中頃、再び切り返したものの、買い方の勢いは弱く、引けにかけて膠着感が強まった。
出来高は17億9000万株、売買代金は1兆2000億円と昨日並みにとどまっている。
指数の日足は、日経平均・TOPIXともに3日足ピンク・先読みピンクと足元の基調は「上げ(戻り)」となっているが、3日影足ははらんで、目先、上値は重くなった。
一方、上欄の6色分布図は両指数そろって「上昇波動」の数や増田レシオは引き続き増えている。
本日、指数は戻り一服となったが、個別株の波動は回復基調を保っていることがわかる。
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