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株式ニュース 株ネタ 夕刊 10月6日 水曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-10-6 増田足 概要夕刊】
『小戻し。朝方の戻りも弱く、マイナス推移の場面も。』
日経平均は17円高の9,691円で引けた。
週明けの米国株やCME、ADRが切り返した流れを受けて、朝方は先物や輸出関連、金融セクターなどに買いが先行した。
ただ、最近の地合いの悪さが影響して、寄り付き(9,744円)を高値に早くも頭打ち状態となり、ジリジリと上げ幅を縮めた。
また、戻りの弱さから失望売りも嵩み、10時以降は何度かマイナスに転じた。
後場寄りは先物主導で9,600円台前半まで下振れしたものの、ここ連日調整した後だけに、値頃感からの買い戻しも徐々に入り、後場中頃、再び切り返した。
このところ下げのきつかった銀行・証券や不動産がひとまず下げ止まり、鉄鋼・非鉄や自動車も値戻しして、値上がり銘柄数は686。
一方、倉庫・小売り・情報通信をはじめ電力ガス・陸運など内需系の業種が押しなべてさえず、値下がり数は877と、値上がり数を上回った。
引けにかけては買い戻しが入り、9,700円を伺ったものの、あまりにも中途半端な小戻しにとどまった。
出来高は20億4000万株、売買代金は1兆3000億円と、きのうより増えている。
指数の日足を見ると、日経平均・TOPIXともにオールブルー・明日の先読みブルーと基調は以前弱いが、3日影足ははらんで、目先下げ止まりの形(TOPIXは「下降(E)」に入る目前)。
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