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株式ニュース 株ネタ 朝刊 10月05日
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増田足 チャート分析【 2009-10-05 増田足 概要朝刊】
NYダウ 9,487 (−22) ナスダック 2,048 (−9) 為替 89円50銭/ドル
CME 9,695 (大証比−35) 原油(WTI) 69.95 (−0.87)
『先週末の米国株式は4日続落。米雇用統計受け売り優勢。』
注目の9月米雇用統計で雇用者数が予想以上に悪化していたため、労働市場の低迷と景気の先行き不透明感が広がり売り優勢の展開となった。
売り一巡後は、値頃感や自律反発狙いの買いが入り、小高く推移する場面もあったが上値は重く失速した。
大型優良株は全般小安く、半導体・通信関連や、石油、工業などが売られた一方、アナリストが投資判断を引き上げたコンピュータの一角が高かった。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、9,695円と先週末の大証より35円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般小安い。
為替は、1ドル=89円台半ばで推移している。
週明けの東京は揉み合い調整の相場が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2020万株、買いが2940万株で、920万株の買い越しに転じている。)
米国株やCME・ADRがいずれも小安く、為替は一服してはいるものの依然円高水準で、今朝の相場環境は総じて良くないことから、朝方はやや売り優勢のスタートが想定される。
ただ、先週末の2日間で日経平均は約400円の大幅調整をしており、目先短期筋の買い戻しやリバウンド狙いの買いも想定される。
物色の矛先は、ディフェンシブ性の高い内需の好業績株や個別の材料株に絞られると見られ、仮に1ドル=90円台へと円安方向に為替が動けば、輸出関連にいったん買戻しの流れが推測される。
引き続き、銀行・保険など金融関連は厳しいと思われ、原油安を受けて鉱業・商社なども弱含みか。
今週、国内外で発表される経済指標は冴えない予想のものが多く、様子見ムードから終日動意に乏しい展開となりそう。
ここで指数の日足を見ると、両指数はそろってオールブルー、先読みもブルーと基調は依然として弱く、上欄の6色分布図でも、個別の銘柄の波動は日経で約9割、TOPIXで約8割の銘柄が下降波動にあり、市場のセンチメントは低調であることから、本日も買いは控える場面と判断する。
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