増田足 チャート分析【 2010-1-15 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,910円近辺で取引されている。
NYダウ 10,710 (+30) ナスダック 2,316 (+9) 為替 91円25銭/ドル
CME 10,920 (大証比+30) 原油(WTI) 79.39 (−0.26)
『米国株式はNYダウ、ナスダックともに小幅続伸。インテル好決算への期待が下支え。』
引け後に予定されていた半導体最大手・インテル社の好決算への期待から買い優勢の流れとなり、底堅い展開が続いた。
また、朝方に出た米小売り売上高(12月)は失望の内容となり、昨年12月のクリスマス商戦の不調が明らかになったものの、相場への影響は極めて限定的。
大型優良株は高安まちまちで、銀行、コンピュータ、輸送、通信が小高く、一方、産金株や半導体関連に利食いが出た。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は、10,920円ときのうの大証より30円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて小高い。
為替は、1ドル=91円台前半での小動きとなっている。
*引け後に出たインテル社の昨年10-12月期決算は、予想を上回る好内容となった。
週末の東京は利食いをこなしつつ、小確りの展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1650万株、買いが2300万株で、650万株の買い越しとなっている。)
今朝の米国株高、CME・ADR高を背景に、寄り付きは続伸して始まると思われる。
インテルの好決算を手掛かりに、半導体製造装置関連(値がさ株)や電子部材関連に見直すい買いが入り、指数を後押しすると見られる。
また、先週から動意付いてきた機械セクターにも引き続き買いが集まるか。
一方、今朝の商品相場は多少落ち着いた動きにとどまったことから、市況関連は総じて鈍いと見られる。
日経・TOPIXの日足はオールピンク・先読みピンクと申し分なく、上欄の6色分布図(市場センチメント)も未だ過熱感なく良好なことから、「押し目買い」スタンス維持と判断されるだ
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