NYダウ 12,233 (+72)
ナスダック 2,797 (+14)
為替 82円40銭/ドル
CME 10,680
(大証比+50)
原油(WTI) 86.94 (−0.54)
『米国市場はNYダウ、ナスダックともに続伸して引けた。NYダウは7連騰。』
米マクドナルド社の業績好調や(1月 世界既存店売上高)、鉄鋼最大手ミタル社による強気の業績見通しを好感して、買い優勢の展開となった。
また、この日、中国人民銀行は利上げを発表したが(預金金利・貸出金利ともに0.25%の引き上げ)、相場への影響は限られた。
大型優良株は全般に小高く、産金株をはじめ通信、コンピュータ、保険が買われ、一方、石油、バイオが小安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,680円と昨日の大証より50円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般に高い。
為替は1ドル=82円台半ば、1ユーロ=112円台前半で推移している。
東京は引き続き小確り(=小幅続伸)の展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り2170万株、買いが1880万株で、290万株の小幅売り越しに転じている。)
米株続伸やCME・ADRの堅調を受けて、寄りは全般に小高いスタートが予想される。
特に、昨夕のトヨタからの好決算や、ここ為替市場の落ち着きもあり、国際優良銘柄を見直す動きが考えられる。
また、今朝の海外市場における金・銀の上昇もあり、非鉄や商社などの資源関連も引き続き注目できるか。
明日のミニSQや三連休を控え、積極的な上値追いは期待しづらいものの、短期筋の手仕舞いをこなしつつ、全般に底堅い動きが想定される。
日経・TOPIXの日足はオールピンク・先読みピンク・上昇(B)とあいかわらず強く、右欄の6色分布図(増田レシオ)の改善も進み、市場センチメントは良好に推移してることから、押し目買いスタンス維持の場面と考えられる。