NYダウ 12,161 (+69)
ナスダック 2,783 (+14)
為替 82円35銭/ドル
CME 10,645
(大証比+55)
原油(WTI) 87.48 (−1.55)
『週明けの米国市場はNYダウ、ナスダックそろって続伸して引けた。』
先週末の米失業率の低下に伴う景況感の改善や相次ぐM&Aの報道を背景に、買い優勢の流れとなった。
また、新興国の一角であるインドが、2010年度の経済成長率を上方修正したことも市場心理を後押しした。
大型優良株は総じて小確りで、銀行、コンピュータ、保険が高く、一方、産金株やバイオ、半導体関連が小安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,645円と昨日の大証より55円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般に小高い。
為替は1ドル=82円台前半、1ユーロ=111円台後半(やや円安)で推移している。
東京は小確り(=小幅続伸)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1570万株、買いが
1660万株で、90万株の小幅買い越しになっている。)
米株続伸やCME・ADRの上昇を背景に、朝方は全般に小高く始まると思われる。
本日も企業決算に応じた選別物色が中心と見られ、特に昨日の住友鉱・三井金の好決算を手掛かりに市況関連(非鉄、大手商社など)を見直す動きが想定される。
また、日経朝刊でも業績好調が伝えられている電子部材関連の動きも注目される。
今週は変則日程となるが(建国記念日に伴う4営業日、2/10はミニSQ)、外部環境の改善を受けて、まずまず買い優勢の流れが続くと考えられる。
指数の日足はオールピンク・先読みピンク・上昇(B)と上値慕いの流れにあり、右欄の6色分布図や増田レシオも再び上向きに推移していることから、引き続き押し目買いのスタンス維持と判断される。