NYダウ 12,041 (+1)
ナスダック 2,749 (−2)
為替 81円55銭/ドル
CME 10,450
(大証比−10)
原油(WTI) 90.86 (+0.09)
『米国株式はまちまち。NYダウは小幅高で高値を更新、ナスダックは小幅反落。』
民間会社ADPによる雇用調査は予想以上に良かったものの、主要企業の決算発表が良し悪しまちまちで、終日きのうの終値を挟んで小動きだった。
政情不安の沈静化が期待されたエジプトで、再び武力衝突が起きたことも上値を抑える要因になった。
大型優良株は全般小安いものが多く、金融関連や運輸・輸送関連が売られた一方、半導体・コンピューターや石油株の一角が確りだった。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,450円で、きのうの大証より10円安く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。
為替は、1ドル=81円台半ば、1ユーロ=112円台半ばで推移しており、大きな動きは見られない。
本日の東京市場は、揉み合いが想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1860万株、買いが1750万株で、110万株の売り越しになっている。)
米国株やCME・ADRはいずれも小動きで、相場の方向性を示すものはなく、寄り付きはきのうの終値近辺でおとなしいスタートが予想される。
国内主要企業の10-12月期の決算発表で、業績内容の良かった企業が買われ、失望の決算発表銘柄は売られる選別物色の流れが今日も続くと思われる。
また、今朝の日経が伝えた、スマートグリッド(次世代送電網)に関連する銘柄の値動きに注目したい。
指数の日足は、日経の25日足が再びピンク転換し、両指数揃ってオールピンク・先読みもピンクで、上昇のエネルギーは戻ってきている。
右欄6色分布図や、増田レシオでも市場のセンチメントに持ち直しの兆しが出てきており、波動の良い銘柄の「押し目買い」タイミングを計る場面と判断する。