NYダウ 12,040 (+148)
ナスダック 2,751 (+51)
為替 81円40銭/ドル
CME 10,325
(大証比+55)
原油(WTI) 90.77 (−1.42)
『米株市場は大幅続伸。NYダウは12,000ドル台を回復。』
輸送大手・UPS社や薬品大手・ファイザー社など、有力企業から相次いで好決算が発表されたほか、注目の経済指標(ISM製造業景気指数)も市場予想を上回ったことを手掛かりに、買い優勢の展開となった。
この日は全面高商状で、産金株やコンピュータ・半導体関連、金融、保険、通信、輸送の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,325円と昨日の大証より55円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般に高く終わっている。
為替は1ドル=81円台半ば(多少円高)、1ユーロ=112円台半ばで推移している。
東京は小幅続伸が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1610万株、買いが1430万株で、180万株の売り越しに転じている。)
米株急伸・海外商品高(原油を除く)を背景に、朝方は全般に買い優勢で始まると思われる。
本日は先物の上昇に連れて、主力株(225銘柄など)へのインデックス買いが想定され、指数を押し上げると見られる。
また、市況関連への見直し買いや、好決算銘柄や好業績観測銘柄への物色も続くと見られ、全般に値保ちの良い展開が考えられる。
ただ、指数の日足は日経平均・TOPIXともに足元調整色を強めており(3日足・先読みブルー)、直近の6色分布図(増田レシオ)も芳しくないことから、ここは買い急がず、本格的な反転につながるか見極める段階と判断される。