NYダウ 12,226 (−41)
ナスダック 2,804 (−12)
為替 83円75銭/ドル
CME 10,750
(大証比+10)
原油(WTI) 84.32 (−0.49)
『米国市場はNYダウが続落し、ナスダックは4日ぶりに反落して引けた。』
このところの目先的な過熱感に加え、この日に発表された米経済指標(=1月 小売売上高)が市場予想を下回った影響から、利食い先行の流れとなった。
大型優良株は全般に小安く、石油株や銀行、コンピュータ・半導体関連、通信が安く、一方、産金株や輸送が小高い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,735円と昨日の大証より5円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちで終わっている。
為替は1ドル=83円台後半(円安)、1ユーロ=113円近辺(円安)で推移している。
東京は揉み合い・調整含みの展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1540万株、買いが1470万株で、70万株の小幅売り越しに転じている。)
米株市場やADRの下落、円安と、今朝はプラス材料・マイナス材料が入り混じっていることから、朝方は昨日の終値近辺からのスタートになると見られる。
個別では、海外商品市況の一部が弱い影響で、非鉄や鉱業などの市況関連に利食いが想定される一方、円安効果や決算通過への安堵感から主要輸出関連株(自動車関連、電機・精密)を見直す動きも考えられ、指数的に目立った動きはないと考えられる。
日経平均・TOPIXの日足はオールピンク・先読みピンクとあいかわらず上向きを示し、右欄の6色分布図(市場センチメント)も連日良くなっていることから、押し目買いスタンス維持と判断される。