NYダウ 11,980 (+109)
ナスダック 2,717 (+28)
為替 82円50銭/ドル
CME 10,395
(大証比+55)
原油(WTI) 87.87 (−1.24)
『週明けの米国市場はNYダウが続伸し、ナスダックは4日ぶりに反発。』
インテル社による自社株取得枠拡大の発表(=株主還元策の強化)や紙パルプ業界におけるM&A報道に加え、今後の企業決算への期待から買いが先行した。
大型優良株は総じて高く、コンピュータ・半導体関連や通信、保険が買われ、一方、産金株や金融の一角が小安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,395円と昨日の大証より55円高く、ADR(米国上場の日本株)は全般に小高い。
為替は1ドル=82円台半ば、1ユーロ=112円台半ばと、特に目立った変化は見られない。
東京は小確り(=小幅続伸)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1590万株、買いが1750万株で、160万株の小幅買い越しに転じている。)
米株やCME・ADRは高く終わり、為替も比較的落ち着いた値動きとなっていることから、朝方は全般に買い優勢で始まると考えられる。
特にナスダック高(米主要ハイテク株の反発)で、最近押しのきつかった電機・精密に買い戻しが見込まれるほか、ここ好材料の相次ぐ化学繊維セクターも注目できる。
また、本日から主要企業決算が目白押しでもあり(信越化・ヤフー・日電産
ほか)、買い一巡後は上値は重くなると見られるが、このところの下げへの反動から、まずまず値保ちは良いと考えられる。
日経・TOPIXの日足は上昇トレンドの中で3日足・先読みブルーと目先弱く、右欄の6色分布図も依然整含みにあるが、そろそろ押し目買いのタイミングを図る時期か。