NYダウ 11,871 (+49)
ナスダック 2,689 (−15)
為替 82円55銭/ドル
CME 10,305
(大証比+25)
原油(WTI) 89.11 (−0.48)
『先週末の米国株式はまちまち。NYダウは約2年7ヶ月ぶりの高値、ナスダックは3日続落。』
市場予想を上回る好決算を発表したGE(ゼネラル・エレクトリック)が大幅高となり、景気回復期待から好業績銘柄などに買いが広がった。
一時80ドルを超える上昇の場面もあったが、高値警戒感から利益確定の売りが出て上値を抑えた。
大型優良株は高安まちまちで、金融セクターや石油、工業の一角が買われた一方、コンピュータ、バイオ、産金株が軟調だった。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,305円で、先週末の大証より25円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。
為替は、1ドル=82円台半ばへと、前日円が大幅に売られた反動で、買い戻しが入り、円安は一服している。
週明けの東京は、揉み合い調整含みの相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1560万株、買いが1310万株で、250万株の売り越しになっている。)
米国株やCME・ADRは高安まちまちで、今朝の相場環境ははっきりとせず、寄り付きは先週末の終値付近からのスタートが予想される。
輸出関連や金融関連など主力銘柄は手掛け辛く、また、今週から本格化する国内主要企業の10-12月期の決算発表を控え、終日様子見ムードが強いと思われる。
さらに今週は、日銀金融政策決定会合や米FOMCのほか、日米ともに重要経済指標の発表も目白押しの状況で、旧正月前に追加金融引き締めへの警戒感の強い中国市場も横睨みしながら動意薄の一日となりそう。